長井事務所ニュース
2006年 第2号
1月から5月までの経営審査関連で気になる記事をまとめました。

経営審査情報

 
粉飾率47%
会計士等の団体が04年6月〜05年5月に倒産した
全国の1239社を対象にY点の粉飾性を調査しました。
その結果47%の企業が粉飾の可能性が高いと確認されました。

財務諸表の粉飾については、以前から問題になっており一説には、8割方が粉飾ではないかと言われています。
今回は倒産企業が対象とはいえ、半数近くが粉飾の可能性が極めて高いと言う結果は、今後の経営事項審査のチェック体制強化にも影響を与えそうです。「税務申告書」一式の提出が現在検討されているとの情報もあります。

 
虚偽申請の
チェック強化
国土交通省は経営事項審査に対する虚偽申請のチェックを一段と強化する姿勢を打ち出しました。具体的には、不正の疑いが強い場合は、業者の呼び出しや立入検査を実施し、虚偽申請に対する処分を従来以上に厳しく行うとの方針です。また、都道府県に対してもチェック強化を要請することにしています。

虚偽申請のチェック項目については、2年前の事務所ニュースにも記載致しましたが、再度掲載致します。

チェック項目
  1. 虚偽情報がある業者(いわゆるタレコミです。)
  2. 完工高と技術者の相関関係チェックで完工高の水増しの可能性のある業者
  3. X1評点(完工高評点)の増加、減少が急激な業者
  4. 総資本回転率の高い業者
    (資産が少なく売上高の高い業者さんのことです。)
  5. Y(経営状況)の伸び率が急激で一定点数以上の業者
  6. Y審査で疑義項目数が多い業者
  7. Z(技術力)の伸び率と人件費の増加がアンバランスな業者
  8. 外注比率の高い業者(完成工事の水増しが疑われます。)
  9. 消費税確定申告書の課税標準額より完工高が大きい業者
  10. 税務署公示データと経審データに齟齬が生じている業者

 

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